2013-02-22

B787の運航停止

1月16日のANA機の緊急着陸以降、日米で飛行禁止令が出たままのB787。

最近の新型機を見ると、A380の就航後は、エンジン内の爆発等の事故が特にカンタスで発生して、数週間の飛行停止になったけれど・・・B787のバッテリーの問題が、こんなに長期間の運航停止になるとは。。。

数百トンの機体の中のたかがバッテリー・・・されどバッテリー。
飛行中に火災が発生したら、エンジン1基を失うよりも大きな影響が機体全体に及んでしまう。
その上、バッテリーとは無関係の燃料漏れの事故もあり・・・これは、配管内の誤った塗装がバルブの開閉に支障を起こしていたという結果が出たらしいけれど。。。

このB787の飛行禁止で機材のやりくりに支障が出て、JALは来週25日から就航予定だった成田-ヘルシンキ線の延期を発表。
ANAも3月末までB787を使用できないことを前提とした運航スケジュールを発表して、初期導入で新型の機体に大きな期待を寄せていた日本の大手2社は、おおきな痛手を負うことになってしまった。
アメリカのユナイテッドも、今年6月までB787を使わない運航スケジュールを作ったそうで・・・早期導入した各社辛い目に遭っている状況。
A380の場合は、カンタスだけの問題で、シンガポール・エミレーツ・ルフトハンザ・エールフランス等々の早期導入各社は運航への支障はほとんど無かったのに。。。

今週始めの報道では、ボーイングがB787の運航再開に向けて、対応策を発表すると言われていたのに、未だにハッキリとした報道は無く。。。
この状況がいつまで続くのかは全く不明・・・いずれにせよ、飛行中に事故が起きない事が確認されるまでは飛ばないで欲しいのが個人的な願望!
火を噴いたのは日本企業製のバッテリーで、この事実だけを取り上げて日本バッシングだけは起こって欲しくないもの。。。



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