今回は、何となく噂されていた厚生年金の支給開始年齢の引き上げに関して、68~70歳という具体的な年齢と伴に時期までも。
今回もまた、与党内での合意が取られている訳でもなく、厚労省の年内の取りまとめ方針への時期尚早論も出て、簡単にまとまるような話では無さそうで。
そもそも、厚生年金の役割とは何なのか?!
どう考えても、今の年金額だけで老後の生活ができる訳では無いし、未だ60歳定年が一般的な日本企業の中で、定年延長の議論も無いまま年金支給年齢の遅延の話だけ進めても、定年から年金支給までの無収入期の生活をどうするのか。。。
厚生年金だけで生活できる額が支給されるのならいいけれど、微々たる退職金だけで10年間生活できる訳も無く・・・急速な少子高齢化を理由に、年金財政の安定化のために年金支給開始年齢を引き上げるのは、非常に短絡的で安易な発想なんでは?!
まだ決まった話ではないので、細かい話は置いておいても、今後2年に1歳ずつ支給開始年齢が引き上げられたら・・・今の20代の人々は、今後40年近く厚生年金保険料を支払い続け、10年近い無収入状況を克服し、晴れて年金支給年齢に達してから残りの人生は何年あるんだろう?!
こんな気の遠くなるような事を考えると、誰も厚生年金に加入しなくなるんでは?!
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