2011-10-02

日本の「公」事情

国家公務員の朝霞住宅の着工を12月に控え、政府は建設凍結を決めたとか。
目的と金額を見ただけで、必要な事業かどうか判断できるハズなのに、首相が現地を視察してから最終判断をする。って、それ自体が無駄遣いでは??
忙しい首相の時間を割き、数時間に渡ってお付きを従えて移動・・・立地条件や進行状況を判断材料にするのでなければ関係無いのでは?
単に、現地まで赴いて判断したという既成事実が欲しいだけ?!
民間企業が、十数年も前から社宅を廃止しているのに全く逆行する行為。


その上、今日の朝日新聞のスクープで、東京電力が自民党を中心とした50人以上の国会議員のパーティー券を年間5千万円から1億円購入していたことが発覚。
それも、原発事業を有する公益機関と国会議員の緊密な関係が発覚するのを恐れて、政治団体や資金管理団体が収支報告書に記載義務の無い20万円以下の購入に限っていたと。

そもそも、サラリーマンの平均手取り月収の半分以上にもなる20万円を報告義務が無いと設定すること自体に政治家の金銭感覚が疑われる制度!

市場競争の無い日本の電力・ガス会社・・・原料価格が上がれば、消費者価格に転嫁できて、競争の激しい民間製造業では有り得ない有利さ。
損の出ない公益会社が、その利益を議員に注ぎ込んでいたなんて税金の無駄遣いにも似た行為。


結局、政治家や国会議員が損をしない構造になっている日本社会・・・半分以下の有権者しか投票に行かない日本の政治離れから何とかしないと、いつか明日は我が身になるのに。。。
Noと言える日本社会ができないと日本は良くならないんでは?!


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