
まさか、こんなシドニーから遠く何百キロも離れた洋上で旋回させられる訳もなく・・・と思っていると。。。
直後に機長のアナウンスが有り・・・朝日が右側にあるのに既に気付いた人も居るでしょうが、シドニー空港の霧が予想以上に低いので、ブリスベンで再給油してからシドニーに行きます。
ロサンゼルスから燃料満タンで離陸しても、既に13時間半も飛び続け、そのままシドニーにアプローチして降りれなかった時に待って居られる余分な燃料が無いから安全を優先した機長の判断で、有る意味では感謝しなければいけないけれど、シドニーで予定が入っていたり乗り継ぎの人々には良い迷惑。
ブリスベンでは機外に閉じ込められハイジャックと同様な状況で、特にブリスベンが目的地の人々も降ろしてもらえず、ブリスベンとシドニーを行ったり来たり。

会社として、両便ともブリスベンにダイバート。
結局、地上作業は1時間15分で終わったものの、離陸待ちの為に誘導路で+30分。
自分の乗った機体がダイバートしてしまったのは、これが2回目。
前回は、伊丹‐仙台が同じく霧で降りられず・・・シドニーも仙台も、季節の変わり目は海岸線にある空港の宿命。
あの時は、一度着陸を試みたのに最終的に降りれず、ゴーアラウンドで再上昇して、約30分上空待機しても降りられず・・・あと1周してダメなら羽田に向かいます。という機長のアナウンスのあと羽田へ。
最終的に、羽田で便打ち切りになって、新幹線で仙台に・・・まだ東北新幹線が上野始発だった頃の話。
シドニーには約3時間遅れで着陸。
シドニーに直接降りなかったのは、同じアメリカ便でもユナイテッドだけのようで、前後に30分ずれているカンタスもデルタも直接シドニーに降りていて、唯一最悪の時間帯にはまってしまったようで。。。
8~9時間のアジア便は、みんな1時間以上の上空待機できる燃料を積んでるということで影響無し。
ちなみに、東京からのJL771もほぼ定刻に降りていたので、日本からの方々、出迎えの方々には影響無かったはず。
降りてみたら・・・シドニーは真っ青な空で、初夏真っ盛り!
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