2014-04-15

シドニーの第2空港

オーストラリア政府は、10年来の課題になっていたシドニーの第2空港の建設予定地を決定。
今の空港はシティから8kmの海沿いで、3本の滑走路を持ち、言わば羽田のような立地・・・ただ、横風用の3本目の滑走路はほとんど使われず。

海沿いにもかかわらず、離着陸にシティ周辺を飛行するので、騒音公害を低減する為に、朝6時から晩11までの門限が設定されているし、1時間に80機までという機数制限も。

将来の航空需要を賄う為に第2空港の建設が提起され、建設予定地はシティから西へ50km離れた内陸のBadgerys Creek。
建設は、約25億ドルをかけて2016年から始まり、完成は約10年先・・・らしいけれど、まず道路から作らなければ空港として機能せず。

内陸空港の騒音問題については、今の空港の離着陸コースの住民は約13万人。第2空港の離着陸コースには約4千人しか住んでないので、影響は極めて小さいと楽観視しているけれで・・・空港完成時も4千人なのかどうかは、疑問が残るところ。

いずれにせよ、羽田と成田のような関係で、周辺住民の空港反対運動が起きなければいいけれど。。。
建設を始める前に、2つの空港間の移動方法なんかも明らかにして欲しいもの。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -