2020-07-25

犬と一緒に日本へ②

ペットと一緒に海外から日本に帰国したい方へ・・・オーストラリアから日本へ犬を連れて帰った実例です。
現地でペット輸出業者に高額の手数料を払って依頼すれば簡単ですが、個人で手続きをしても難しいことは無くペットのストレスも最少で済みます。

前回は「手続きを始める前の注意点・確認事項」の説明をしましたが、今回は「フライト予約の仕方」についてです。
o 前の記事で説明したように出発前の事務処理の日程を考えるとオーストラリアからの出発日は水曜日以降の週後半がお勧めです。
o 旅行会社にフライト予約の依頼をする方は犬と一緒に飛べるフライトを予約したい旨を伝えれば同時に予約してくれるハズです。
o 個人で手配をする方は、ネットではペットのフライトの予約も空き状況の検索もできません。
o 人間のフライトを検索して日程と値段の折り合いが付くものが見つかったら予約購入する前に航空会社に電話してペットの空きが有るか確認します。(人間の予約をする前に犬だけのフライト予約はできません)
o 通常通り人間だけのフライトの予約購入します。
o 再び航空会社に電話して予約番号を告げて犬の予約を入れてもらいます。ペット料金の支払いは空港でチェックインの時です。(国内線の乗継区間が有っても無くても一律250米ドルで出発日のレートで豪ドル払いでした)
o ちょっと不安が残りますが手荷物扱いなので犬用の予約番号は無いしチケットに表示されることもありません。(電話で犬の予約を入れてくれたオペレーターを信じるのみ)

o 犬を運ぶクレートは日本の国内線のように航空会社が用意してくれませんからスーツケースのように乗客が用意しなければいけません。
o IATAの推奨条件や長旅でのストレスとトイレのことなどを考えると大き目の方が良いと思います。
o 給餌給水皿は使えないのでクレートに固定出来て触れると水が出てくるボトル状の給水器が必要です。
o フライトの予約時に3辺の大きさと犬を含めた重量を申告しなければいけないので早目に決めておく必要があります。
o 日系航空会社が日豪間のフライトに使っているB789の場合、ペットは赤枠のBulk Roomに乗ります。


次回以降「日本の事前手続き」「オーストラリアの事前手続き」「出発直前の手続き」「出発空港での手続き」「日本到着時の手続き」について説明します。

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