2014-01-29

スカイマークの奇策

日本のLCCの先駆けとも言えるスカイマーク・・・設立当初は運行上のトラブルもあって苦戦していた上に、JAL・ANAが割引運賃をスカイマークの価格設定に合わせる等々。。。
そして価格面では、LCC各社の参入で厳しい環境に。

そして、去年からは、大手と競合しない路線を拡大・・・鳥取県の米子空港を起点に、成田・神戸・茨城へ。
価格は、鉄道や高速バスと同程度にして移動時間の優位性を強調。

そして、今年は新機材とミニスカートワンピースの制服の導入。
羽田からの3路線を単通路のB737から双通路のA330に変更して、座席配置を大手のプレミアムシートと同等にした普通席。
それで運賃据え置きなら、ビジネス客の需要は増えるハズ・・・そもそも、出張族は機内での飲み物サービスよりもリラックスできる時間を望んでいるだろうし。。。

そして、今年末には、いよいよA380が引き渡され、ビジネスとプレミアムエコノミーだけの機体が成田-ニューヨーク間に。。。
価格のみ重視のLCCに対抗して、価格を上げずに高居住性を提供する戦略・・・成功するような気もするけれど、日本の消費者の意思は蓋を開けてみないと分からない。。。

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