2014-01-15

また干ばつの兆し

真夏の南半球では、毎日青空が続いて夏休みの行楽に持ってこい・・・ではあるけれど、自然界は別の意味で人間に試練を。。。

NSW州の6ヶ月間の雨量を見ると、去年の後半は1900年以来12番目の少雨・・・114年間で12番目なので、上位1割に入る位置。
NSW州の北西部では、昨年後半に例年の16~40%の雨量しか無かったそうで、ある地域では年間132mmしか降らなかった・・・日本のゲリラ豪雨では30分で降ってしまいそうな量が1年間の数字。

地面がこんな状態になってしまうと、野菜も果物も思ったように育たないし、家畜の飼料になる牧草も育たず。。。
今年の前半も例年以下の雨量しか期待できないらしいので、野菜・果物の値上がりは必至・・・そして、家畜の飼料値上がりで肉の値段も徐々に上昇傾向に。

オーストラリア国内での収穫不足と値上がりは、遅かれ早かれ日本のマーケットにも影響が出るでしょう。。。
今から10年前に始まったオーストラリアの大干ばつで、約5年前に日本でバターや小麦粉が品不足になったり。
あの時と規模は違うでしょうが、オーストラリアだけでなく日本の皆さんも今から心の準備を!

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