2020-06-24

接触確認アプリの謎

個人情報は取得せず、Bluetoothによる相互確認だけなのでプライバシーは保護されています。
という風に導入を勧められる日本の接触確認アプリだけれど・・・それだけでは機能しないし疑問が残る!

厚労省のホームページには、こんな読めないような小さな図解が載っているけれど。。。

15分以上密接だったら各端末でランダムな識別子を発行して互いの情報を端末に保存する・・・でも、識別子は端末固有でないと後々感染者が出た時に検索できなくなってしまうから、毎回ランダムにしている訳ではないと想像できる。さもないと、数百人と濃厚接触があった人の感染が確認された場合、その全てが違う識別子だったら1人なのに感染した識別子は数百になってしまって照合が大変!

陽性者がアプリに自らの感染を登録した場合、それまでの濃厚接触登録者が何処に居るか分からないので、これはBluetoothでは無理!
と言うことは、感染が確認された時に検査処理番号が登録の電話番号かメールアドレスに送られてくるので、名前・電話番号(またはメールアドレス)・処理番号・アプリ識別子は1本に紐付けされることに。
その紐付けされた情報のどの部分が厚労省のサーバーにネットを通じて送られるのか明らかではないけれど、その感染者情報は全ての端末のアプリにネットを通じて配信されてアプリの中で自分の濃厚接触者かどうか判断される・・・のでしょう。

大きなプライバシーの侵害にはならないでしょうが、厚労省の説明が誤解を招く表現であるのは確かなので認識しから使った方が良さそう。
BluetoothだけでなくInternet経由の通信も必須。
各端末のアプリは固有の識別子を持っている。
陽性が確認されたら個人情報と端末の識別子は紐付けされる。

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