2014-09-29

予知連の開き直り

今年の日本は自然災害の当たり年なのか・・・突風、ゲリラ豪雨、土砂崩れに続いて火山噴火。
秋の山歩きを楽しみながら犠牲になってしまった方々のご冥福を祈るばかり。


噴火後の地震予知連絡会の記者会見での発言は、
 「われわれの予知のレベルはまだそんなもの」
 「活火山には近づくな、でいいのか」
どんな口調で言ったのか分からないけれど、こんな開き直った言い方をされたら・・・じゃぁ何ができるのかハッキリ言ってくれ!
という風になってしまう。
地震予知連絡会だから火山の噴火の事は分かりません・・・と言うのか?!


今日まで存在自体を知らなかったけれど、こんな国土地理院の傘下に地震予知連絡会のホームページが。。。
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/index.html
ざっと見た感じでは、予知連と言いながら予知の話はほとんど取り上げられず、最近起こった地震の報告会のような。


最新の8月22日に開かれた会合の活動報告を見ると、ちょっと興味を引く報告が。。。
繰り返し小地震に対する予測能力について・・・2010年までに限れば、予測成績は良好であり、天気予報に例えると、東京の5日先の降水確率予報と同程度であることが報告された(気象研究所・岡田正実客員研究員資料)

東京の5日先の降水確率予報がどの程度当たるのか当らないのか分からないけれど、発表してみたら良いのに!?
9月11日に大量の地震が御嶽山で観測されていたらしいので、その情報だけでも流してくれていたら、登山者は自己判断するだろうし、心の準備もできたのでは?!

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