2014-09-01

環状交差点という名で

欧米では頻繁に使われているけれど、日本でも正式にラウンドアバウトが設置され運用されるようになり・・・日本名は環状交差点となり、グルグル回る新しい標識も作られて。
でも、道路が一切交差しないのがラウンドアバウトなのに、なぜ日本語になると交差点?!

でも、日本に設置されたラウンドアバウトの写真を見ると、大きな失敗が明らかに見えてしまう。。。
車の流れも滞ってしまうし、人身事故が増える可能性も。


そもそもラウンドアバウトでスムースに車を流すには、どれだけ早くラウンドアバウトに入った車を外に出すか・・・なのに。。。
日本のラウンドアバウトには、通常の交差点と同様に、きれいな横断歩道の縞縞が付けられている。。。これが大きな間違い!
ラウンドアバウトに入る前は良いけれど、出ようと思ったら横断歩道に歩行者が。。。
そこで停まってしまえば、後続車も他の進入車も全部停まってしまう・・・左折して出ようとしているドライバーが、横断歩道を渡り始めている歩行者を見つけて、きちんと止まれるのか?!


オーストラリアでは、ラウンドアバウトの周りに横断歩道は無く、常に車優先。
横断する歩行者の為には、10mくらい離れた所に横断用の通路は作ってあるけれど横断歩道にはなっていない。
道路の真ん中には、安全地帯が設けられて、歩行者は車の流れを見ながら半分ずつ渡る事に。


さて、この新たなルールは、どんな風に機能するんでしょう。。。

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