2014-02-17

最後のトヨタも撤退

今日現在、オーストラリアで乗用車の生産をしているのは、
 アメリカのフォード
 アメリカのGM傘下のホールデン
 日本のトヨタ

そんな中で、去年5月にフォードが2016年にオーストラリアの生産終了を発表。
次いで、ホールデンが2017年の終了を発表し、唯一残されたトヨタの動向が注目されていたところ・・・同じく2017年までに終了する事が先週発表され、2017年以降は全てが輸入車に。
実は、2008年まで三菱もオーストラリアで生産していたけれど、日本国内のリコール隠しの影響もあって早々と現地生産を終了。

トヨタは、オーストラリアでのシェアトップで、年間約25万台の生産をしているけれど、オーストラリアからの輸出も多く、豪ドル高が競争力・収益力を失うことに・・・円高で現地生産をした筈なのに、今度は豪ドル高!
部品の約70%は現地調達らしいので、トヨタの撤退による雇用への影響は非常に大きいはず。

言葉の壁が低い英語圏のオーストラリアは、電話対応等々のサービスを簡単に海外にアウトソースできるし、日本以上に産業の空洞化に直面しているところ。。。

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