2020-08-22

犬と一緒に日本へ⑦

ペットと一緒に海外から日本に帰国したい方へ・・・オーストラリアから日本へ犬を連れて帰った実例です。
現地でペット輸出業者に高額の手数料を払って依頼すれば簡単ですが、個人で手続きをしても難しいことは無くペットのストレスも最少で済みます。

前回まで「手続きを始める前の注意点・確認事項」「フライト予約の仕方」「日本の事前手続き」「オーストラリアの事前手続き」「出発直前の手続き」「出発空港での手続き」の説明をしましたが、
最後に「日本到着時の手続き」についてです。

o 例えば、羽田空港に到着後、通常の人間の日本への入国審査に預けたスーツケースの引取りに返却用ターンテーブルに行くと、何処からともなく航空会社の担当者がペットの入ったクレートを持って来てくれます。
o 預けた荷物が全部揃ったら動物検疫カウンターに行き"FormAB"を提出。
o 書類の審査の後、犬と一緒に別室へ行きマイクロチップの読取り確認。
o 税関審査通過用のスティッカーと検疫証明書を受け取って通常の税関審査へ。動物検疫に要した時間は約10分。到着前の手続きさえしておけば、何の苦も無く日本に入国できます。
o 羽田空港第3ターミナルの場合、2Fの到着ロビーではなく1Fに降りるとベンチの余裕もあり、ターミナルを出て道路を渡ればトイレに使える土のエリアもあります。国内線乗継の有無にかかわらず、すぐに次の移動に向かうのではなく、飲食とトイレの時間を取って長旅の疲れを癒してあげる必要があると思います。


晴れて日本ベースの生活が始まりますが、入国から30日以内に日本の保健所または指定獣医での登録と年1回の狂犬病予防接種が飼い主の義務になっています。

ペットの出入国手続きについての疑問が残ってしまっていたら、お気軽にお問い合わせください。

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