2020-08-02

犬と一緒に日本へ③

ペットと一緒に海外から日本に帰国したい方へ・・・オーストラリアから日本へ犬を連れて帰った実例です。
現地でペット輸出業者に高額の手数料を払って依頼すれば簡単ですが、個人で手続きをしても難しいことは無くペットのストレスも最少で済みます。

前回は「手続きを始める前の注意点・確認事項」「フライト予約の仕方」の説明をしましたが、
今回は「日本の事前手続き」についてです。

o 初回に説明した指定国からの手続きをするには「オーストラリアで産まれて以来出国していない」「オーストラリアに出国直前180日以上飼養されている」「日本からオーストラリアに渡って以来他国に行っていない」のいずれかに該当しなければいけません。
o 日本で産まれた犬には必須ではないのに輸入する場合にはマイクロチップの装着が必須です。オーストラリア国内では必須なので大きな問題ではないと思います。
o 日本到着予定日から40日以上前に到着予定空港を管轄する動物検疫所に事前届け出をして受理されなければいけません。
o 事前届け出は届出書をダウンロードしてFAXするかオンラインで申請します。(オンラインの方が後々変更が必要な場合も簡単です)
o 到着便が未定でも申請できますが後日変更届出をして再受理されなければいけませんし、到着日の前倒しが基本的に許されないので帰国便を決めてから申請する方が良いと思います。

o オンラインで申請するには、「利用申込み」からメールアドレスを登録するとIDと仮パスワードが送られてきます。
o 本登録が完了したら「利用開始」から申請者メニューの「犬、猫、きつね、あらいぐま、スカンク」を使い事前届出書の入力をします。オーストラリアからの場合、マイクロチップの情報は必須ですが、予防接種の情報は必須ではありません。
o 届出書データを送信すると、すぐに「届出書の受付が完了」の自動送信メールが届きます。
o 届出書の入力データに問題が無ければ、受付の翌日にはPDFの届出受理書や入国時に必要な書類が添付されたメールが届きます。数日経っても届かない時はメールで確認した方が良いと思います。
o 到着日や利用便の変更には、再度「利用開始」メニューから届出書の送信をし新しい届出受理書が必要です。この際、受理番号が1つ繰り上がりますが末番は-01のままです。

次回以降「オーストラリアの事前手続き」「出発直前の手続き」「出発空港での手続き」「日本到着時の手続き」について説明します。

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