2020-08-16

犬と一緒に日本へ⑤

ペットと一緒に海外から日本に帰国したい方へ・・・オーストラリアから日本へ犬を連れて帰った実例です。
現地でペット輸出業者に高額の手数料を払って依頼すれば簡単ですが、個人で手続きをしても難しいことは無くペットのストレスも最少で済みます。

前回まで「手続きを始める前の注意点・確認事項」「フライト予約の仕方」「日本の事前手続き」「オーストラリアの事前手続き」の説明をしましたが、
今回は「出発直前の手続き」についてです。

o オーストラリアの"Export Permit Number"の発行から数日で請求書がEメールされてきます。納期限は約1ヶ月あって、"Health Certificate"に$60、 "Export Permit"に$190で合計$250。クレジットカードでも銀行振込でも支払えます。
o 出発前の健康診断の前に、念の為にチップが読めるかどうか担当獣医に確認してもらった方が無難です。出発前の最終検査規定は、日本は10日以内ですがオーストラリアの3日以内が適用されます。
o 出発前の獣医の健康診断で記入してもらう用紙は2枚です。オーストラリアの"Form 6"と日本の"Form AB"です。獣医の証明欄以外は事前に記入した方が時間の節約になります。
o 最後の事務作業は"Live Animal Office"での"Export Permit"の受領ですが、犬を連れて行く必要はありません。獣医のサインを貰った"Form 6"と"Form AB"の提出は必須で、日本の輸入届出受理書も添える方が余計な質問を回避できます。
o 待つこと15~20分で、公印の押された日本の"Form AB"とオーストラリアの"Permit to Export Animals"と"Certificate of Health to accompany Animals"が発行されます。
日本への直行便利用の場合は不要ですが、クレートの封印用タグも支給されます。
o あとは出発を待つばかりです。
クレートや給水器のセットアップを再確認して当日慌てないように。

次回以降は「出発空港での手続き」「日本到着時の手続き」について説明します。

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