2020-08-18

犬と一緒に日本へ⑥

ペットと一緒に海外から日本に帰国したい方へ・・・オーストラリアから日本へ犬を連れて帰った実例です。
現地でペット輸出業者に高額の手数料を払って依頼すれば簡単ですが、個人で手続きをしても難しいことは無くペットのストレスも最少で済みます。

前回まで「手続きを始める前の注意点・確認事項」「フライト予約の仕方」「日本の事前手続き」「オーストラリアの事前手続き」「出発直前の手続き」の説明をしましたが、
今回は「出発空港での手続き」についてです。

o 空港での手続きは、チェックインの時間や方法等で通常の旅行と違いはありません。
但し、食べ物も無く小部屋に10時間以上閉じ込められてしまうペットの為に、空港到着前に少し時間を取ってあげた方が良いと思います。
o 例えばシドニーの場合、Blu Emu Car Parkの南側のRoss Smith Aveの西端にあるShep's Moundに行けば駐車スペースも有り、搭乗前の腹ごしらえとトイレを済ませる事ができ国際線ターミナルまで10分足らずです。
o 荷造りの際に、ドライフードを1回分ずつ小袋に入れ、茶碗と一緒にすぐに取り出せる機内持込みにする事をお勧めします。最低でも出発前と到着後の2回分必要ですが、飛行機の旅は何が起こるか分からないので3~4回分くらい持っていた方が安心ではないでしょうか。給水器の水も家を出る時に満たしておいた方が安心です。
o クレートの中は、板の上で寝る習慣が無ければ、クッションを敷いた上にトイレシートを敷いてあげれば良いと思いますが、機内ではクレートは固定してあっても大きく揺れた場合に浮き上がって落下もあるでしょうから考慮しておいた方が良いと思います。
o 航空会社のチェックインカウンターに、スーツケースと同様にクレートに入った犬を連れて行きます。出発ギリギリまでカウンター周辺に置いてくれますが、事務手続きに30分くらいかかるので出発1時間半前くらいが適当ではないかと思います。
o 人間のチェックインの後に犬のチェックインをします。オーストラリアの輸出許可書と日本の事前承認書の提出と航空会社の同意書にサインをしないと乗せてもらえません。
o ペットの運賃の支払いは、この一連の手続きが終わってからです。日本で国内線への乗継の有無に関係なく250米ドル相当を豪ドルで支払います。
o 日本への直行便を利用する場合、クレートの封印は必須ではありませんが、もし何らかの理由でドアを開けられてしまうのが心配であれば、輸出許可書と一緒に受け取ったバンドで留められます。

o あとは、到着空港での再会を楽しみにSee-yaです。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
気に入っていただけたら、クリックしてください!
     

0 件のコメント:

コメントを投稿