日本の最低賃金(時給)が、過去最高の平均26円の上げ幅で全国平均874円に。
最低賃金なので、これ以上低い額で雇用してはいけないだけなので、実態としてはこれ以上の額で雇われている人が多いと思いたいけれど・・・実は、記事のヘッドラインは平均値のトリックで、半数以上の県が800円未満。
都道府県別にA~Dのランク付けされているのも変な話。
この3%の上昇が日本の生産活動に影響を及ぼすという記事・論説があるけれど、昔は日本人の給与が高いと世界中で言われていたけれど、15~20年経ってグローバルな世の中になったら何てことはない・・・他国と比べて如何に低い水準の給与になってしまったのか。
オーストラリアの国全体の2018年7月からの最低賃金は18.93ドル(≒1,570円)・・・年金は給与から引かれるのではなく、給与の9%が別枠で支払われるので日本の平均との差は倍以上。
2017年7月からの上げ幅は64セント(≒53円)で約3.5%アップ。
この毎年毎年の小さな差の積み重ねが世界との差を大きくしてしまい、若い人々の将来への不安は増すばかり。
世界的に見て日本の消費者の購買力が低下するのは当たり前の事象。
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