各種取引の多くがインターネット上で実行されるようになった今、ネットワーク障害やシステム障害がどれだけ生活に影響を及ぼすか。。。
まして、それが金融機関の金銭決済に関わることだと、想像以上の損害を被る人々が出て来るハズ。
3日前から続いた大手M証券の障害は、
まず25日早朝からシステムに異常を確認しておきながら、ユーザーのアクセスを止めたのは26日朝6時。異常を知りながら丸1日止めなかったのは、新幹線が異常や事故を知りながら走り続けたのと同じこと。異常の原因が分からずに使い続け、桁数や口座番号を間違えた決済が行われてしまったら一大事。
そして、その後の復旧作業に54時間。
コンピュータシステムの復旧作業は土砂崩れの土砂を取り除く作業とは違うから、最悪の状態でも直前のシステムの状態に数時間で戻せる手立てが準備されているのが当然。
もし、今後の会見で「想定外のトラブルだった」いう言い訳が出て来たら全く新幹線と同じ・・・想定外の事が起きた時の準備をしておかなければ。
正常に処理されなかった取引が1万件くらいあるらしいけれど・・・証券会社は、どれだけの補償をしてくれるのやら?!
ちなみに、M証券に口座を持っていないので遠く離れた対岸の火事でしたが、こんな大手でもこんなお粗末な対策しかしていないのかと思うと残念で。。。
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