2014-07-20

低燃費車の高級車税

日本ではエンジンの排気量によって自動車税額が変わるけれど、オーストラリアでは車の購入価格によって高級車税(ラグジュアリー・カー・タックス)が科せられる。
この高級車かどうかの境界線は、登録料や強制保険料を除く、全てのオプション装備と納車費用や消費税を含んで61,884ドル(≒590万円)。
日本では、もちろん500万円を超える車は高級車!

但し、オーストラリアの輸入車価格は、日本の皆さんの想像以上に高価!
例えば、日本では約450万円で売られているレクサスIS250は、オーストラリアでは75,000ドル(≒710万円)。
さらに、高級車の価格帯に入っているので、超過価格に対して33%の税金が課せられて、約50万円の上乗せ。
そして、この高級車税も含めた合計価格の5%の印紙税が課せられて・・・日本で500万円前後のIS250は、オーストラリアでは約830万円に!


最近は、7L/100㎞以下の低燃費車・・・日本風に「リッター何km」に変換すると、リッター14.3㎞以下の車が該当。
この低燃費車は、減税特典が与えられ、課税価格が75,375ドルまで引き上げられ、それ以上部分にのみ33%の課税。
例えば、トヨタの1800㏄カローラは6.6L/100kmは低燃費車・・・2500ccのカムリは7.8L/100km、IS250は9.2L/100kmで、減税対象にはならず!

新しい低燃費モデルの計算式が間違っている場合もあるので、6万ドルを超えるような車の購入を考えているオーストラリア皆さん・・・見積書のLCT(ラグジュアリー・カー・タックス)欄の数字にはご注意を!

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