2014-07-10

漏れた後では手遅れ

4千万人分の個人データ・・・と言うことは、日本の人口の約4割近くの人々のデータ漏れ。
健康被害は無くても、国民への影響は、福島の汚染水漏れと同様かそれ以上・・・もう対岸の火事のようには見ていられず、自分の情報も漏れていると思った方が正しいハズ。

昔なら、コピーを重ねる毎に品質が落ちたり、シュレッダーで廃棄を確認することもできたし、写真ならネガフィルムを押さえれば、それ以上の拡散は防げた。
けれど、今のデジタル社会では、オリジナルのままの品質で、子・孫・ひ孫どころかどこまでも。。。
物理的な媒体を介さずに、ネットワークで一瞬のうちに拡散でき、一度漏れた(コピーされた)情報をこの世から全て消し去るのは不可能。


ネット上で、個人情報を入力する際には、各社が色々なプライバシーポリシーを書いているけれど、実際にそのポリシーが社員全員に周知されているのかは疑問!
消費者としては、それを信じて使っているんだから、もし違うのであれば・・・間接的な詐欺状態。


報道が始まる数日前には、就任したばかりの会長兼社長が、経営説明会を開いて、通信教育の立て直しやら、タブレットを使った受講とか、アンテナショップを設けて消費者の身近な存在に。。。
と言っていたらしいけれど、それよりも先にしなければいけない社内のコンプライアンス問題が有った訳で、きちんと立て直せるんだろうか?!

JR北海道と同様に、どうやって安全な組織になった事を証明・説明するのか?

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