2014-05-23

カンタスの救命イカダ

韓国のフェリー事故で役に立たなかった救命イカダ・・・乗船者を守る為に船舶には必須な装備。

同様な必須条件が航空機にも当てはまるのか・・・オーストラリアで話題に。。。
オーストラリアのフラッグキャリアのカンタス航空が、経営立て直しの手段の一つとして国内線を飛ぶB737に装備されている救命イカダの撤去を計画しているらしい。

東西南北数千キロの大陸上を飛んでいる限り不時着水の可能性は極めて少ないだろうけれど・・・オーストラリアの多くの州都の空港が海に面していることを考えたら着水も有り得るかも。。。
ニューヨークのハドソン川への着水事故もあったことだし。。。

このイカダ撤去で年間数百万ドルのコスト削減になるらしいけれど、数十人の給与相当の削減の為に、年間数百万人の旅客の安全度を下げてしまうのか?!
半年間の赤字が2億3500万ドル(≒220億円)になり、5000人の人員削減を計画しているカンタス航空にとって、航空大手で唯一死者を出していないという誇りは重視されないのか?!

ちなみに、まだ計画段階で、実際に撤去されるかどうかの判断は未定です。

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