2013-11-09

役所の個人情報管理

逗子市役所から個人情報が漏れて、その情報によって女性が殺害された事件。

情報公開しないように本人からの申請が有ったにも関わらず、システム上では赤字の警告が出るだけで、情報アクセスについては何ら変わらない・・・手緩いセキュリティレベルの管理。

その上、アクセスは記録されているけれど、そのID・パスワードは9人が共有していて誰がアクセスしたか分からない・・・非常識な個人情報管理。
個人情報を管理するシステムは、個人IDを使うのが基本中の基本。

情報管理では、アクセスを管理するのと、悪用された時のアクセス履歴の保存。
個人が特定できないようなアクセス履歴が有っても、セキュリティー上、何の訳にも立たない。
9人が知っているようなパスワードは、誰かが他言しても誰が漏らしたか分からないことで・・・ひょっとしたら、9人ではなく役所内職員全員、または、役所外にも漏れていると思った方が良いのでは?!

銀行、ホテル、レストラン、百貨店に続き役所まで・・・IT先進国を唱える日本のコンプライアンスはどうなってしまっているのか?!
外国からの訪問者には、安定した安全な高サービスの国だと見られているのに、それが上辺だけの見栄えだったら非常に恥ずかしいこと。


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