今さら特にビックリするニュースではないけれど、日本の有給休暇消化率は世界中で最低レベル。
Work-Life Balanceが働き方改革の一部であるなら、前から言っているように企業寄りの法律を変えなければ改善しないのでは?
悪の根源は、休暇を取得しなければ2年で失効してしまうこと・・・企業にしてみれば、取得しろと言いながらもギリギリの人員配置をすれば、真面目な日本人は他人に迷惑を掛けないように取得を躊躇して、いつの間にか消えて行って最大40日以上残らない仕組み。
労働基準法第115条の「年次有給休暇は、発生の日から2年間で時効により消滅します」さえ無くせば取得率は劇的に上向くハズ・・・企業にしたら将来の負債を多く抱えたくないし、早目の取得を促さずを得ない。
この変更で、企業が「人件費が上がる」と言い出したら本末転倒・・・有給休暇を取得させないことを前提にしている事を白状するようなもの。
もう1つ言えば、労働基準法第39条で勤続年数によって付与日数が違うのも、会社への貢献・忠誠を反映してのご褒美として貰っている感じだけれど、社員の健康や生活を考えて与えるものなら勤続年数に関係なく同日数を与えなければおかしいのでは?
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