ロックダウンを解除できず延長が続いているオーストラリアのモリソン首相が「症例数から入院数に焦点を
症例が増えるだけでなく入院できないほど入院数も増え続ける日本の「緊急事態宣言の出口戦略」もリーダーの 口から聞きたい!
以下は、シドニー日本領事館が和訳したもの。原文はここに。
1 どうすれば安全を保つことができ、新型コロナ感染症の世界で我々
の生活を取り戻すことができるか。症例数は重要ではあるが全てで はない。
2 今の我々の国家戦略は必然的にウイルスを抑制し、できるだけ多く
の人々に予防接種をすることであるが、症例数だけに片目で焦点を 合わせると、死者は言うまでもなく、重篤な症状に至る人が少なく なるという事実を見落とすことになる。症例数のみから、実際に何 人の人が重篤な症状となり入院を必要としているかに焦点を移すこ とは、ますます重要となる。結局のところ、これは我々が他の全て の感染症を管理する方法である。
3 アストラゼネカ、またはファイザー製のワクチンを接種後、病院又
はICUに行く可能性が86パーセントから87パーセント低くな ることはデータにより示されている。ワクチン接種によって感染が どの程度減少するかについては数値が確認されていないが、最近の シドニーでの感染拡大事例からの証拠は本当に強力なものである。 我々の計画の重要な次のステップは、12歳以上の子供にワクチン を接種することでもある。
4 我々の国家計画では、70パーセントと80パーセントのワクチン
接種目標を達成し始めると、新型コロナ感染症が我々から奪ってき たものを取り戻すことができる。そして、そうするとき、必然的に 増加するであろう症例数に怖じ気づいてはならない。重篤な症状や 死亡から人々を守るために我々が行った全ての改善のおかげで、 我々はそれらによりよく対応することができるだろう。
これは人々が病気にならないという意味ではないが、ワクチン接種
の目標、強力な公衆衛生システムを達成し、常識的な公衆衛生対策 とコロナへのより効果的な治療を維持することで、 新しい正常な状態に移行し、他の感染症のようにコロナに対処する ことができる。それが我々の国家計画の全てであり、 それは全ての州・準州の首相・首席大臣が署名したものだ。
これが我々の戻る道である。我々豪州人がしなければならないこと
、つまりロックダウンに耐え、家にいて、検査を受け、ワクチン接 種を受けることによって、現在の循環から抜け出し、前進すること ができるということである。
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