2018-02-23

裁量労働制の議論

日本の国会で「裁量労働制」なるものが労働時間を減らせるのかどうかの議論が進み・・・労働時間のデータが正しいかどうかも議論の争点になっているけれど。。。
ちょっと、本来の趣旨と違うのでは?

ネット上でいろいろな辞書の裁量労働制の定義を見ても労働時間を念頭に置いたものばかり。
o 実際の労働時間がどれだけなのかに関係なく、労働者と使用者の間の協定で定めた時間だけ働いたと見なし、労働賃金を支払う仕組み。
o 実際に働いた時間でなく、あらかじめ決められた労働時間に基づいて残業代込みの賃金を払う制度。
o 業務の性質上、業務遂行の手段や時間配分の決定を労働者の裁量に委ねる必要があり、使用者が具体的な指示をしない労働形態。
o 出社時刻や勤務時間を社員が自主的に決めることのできる制度。
o 「一日の労働時間は9時間」などと定め、実際の労働時間に関わらず、9時間働いたとみなす「みなし労働時間制」という制度があります。多くの企業がこの制度を採用していますが、そのなかでも、労使協定を締結し、企業が業務の遂行方法や時間配分を労働者の裁量に委ねる制度を「裁量労働制」と言います。
o あらかじめ労使協定で定めた労働時間については、実際に働いたかどうかにかかわらず、労働したものとみなす制度。
o 労働時間や仕事の進め方が労働者個人の裁量に委ねられている労働制度。
o その遂行に裁量性のある業務について、実労働時間ではなく成果で報酬を決めるため、一定の時間数だけ労働したものとみなす制度。

日本の労働・賃金制度で足りないものは、各社員の仕事の定義と目標管理。
生産現場やセールスの目標の数字を設定することはしているかも知れないけれど、事務職に対する目標設定を上司が設定できないのかも。

裁量労働制と言うのは、年初に上司と部下が職務内容と年間の目標設定で合意をし、それが出来れば労働時間や日数は問わない・・・というもののハズ。
どれだけの仕事量かが決められず、日々追加の仕事が上司から与えられて自己の裁量で働けと言うのでは労働時間が減る訳は無く。

日本で労働が「時間」ではなく「成果」の議論になるのはいつなのか?
そうならなければ、在宅勤務や有給休暇取得の話が進展する訳も無く。。。

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