2016-07-20

高くて買えない家

日本の退職金を持ってオーストラリアに渡り、プール付きの豪邸で余生を送る・・・なんてことは遠い昔の話。
シドニー近郊で100万ドル(≒8000万円)以下のマンションを探すのも至難の業。

強くなった豪ドルの上に、中国を始めとする大量の移民の物件買い漁りで、不動産価格はバブルでいずれ崩壊すると言われつつ既に10年以上。

そんな高騰する不動産価格を背景にオーストラリアの持ち家率は、2001年には69%だったのに、2014年には65%に低下。
NSW州だけ見ると、68%から63%と減少率は全国平均よりも急降下。
この数字は、親や親戚の家に住んで家賃を払っていない人々を含んでいるので、18歳以上で自分の家を持っている人は51.7%で半数強・・・2002年には57%だったのに。。。

65歳以上の人々の持ち家率は、約80%で変わらずに推移しているけれど、25~34歳を見ると60%から47%に激減。
もう若い年代では買えない価格帯に入ってしまっているらしい。。。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
気に入っていただけたら、クリックしてください!
     

0 件のコメント:

コメントを投稿