佐賀県の予期せぬ集中豪雨の影響で町中が浸水してしまったのは致し方ないことだけれど、その状況に輪をかけて事態を悪くしたのは近隣の工場からの油の流出。
床上浸水した家の清掃にしても、冠水してしまった水田にしても・・・油膜のおかげで被害は倍増どころか壊滅的。
聞くところによれば、1990年の7月の大雨でも同様の油流出が有り、シャッターを設置したり建物を数十センチかさ上げしたりしたらしいけれど、蓋の無い油槽を床下3メートルの所に設置したままでは対策の不十分さを指摘されても仕方がないのでは?!
日本で頻繁に起こっていること・・・事象が起きないような対策はするけれど、その対策が不十分で事象が起きてしまった時の事は考えない。
いつも使う例のように、新幹線が脱線しないような対策を取っているけれど、脱線した時の事は考えられていない・・・時速100キロの車のシートベルトは安全の為に必須なのに、時速300キロの新幹線にはシートベルトすら設置されていない!
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