2018-09-24

3億kmの60m

今でこそ流行りのドローンにはカメラが搭載されて、機体からの映像を見ながら操縦できるけれど、子供の頃に遊んでいたラジコンカーやラジコンボート・ラジコン機は、目視できる範囲でしか操縦することができなかった。

小惑星「りゅうぐう」の探査に行っている「はやぶさ2」は、地球から3億キロ離れた宇宙空間と言うことは・・・秒速30万キロの光でも到達するまで1000秒(約17分)かかることに。
要は、指令を出してから返答が来るまで30分以上かかる状態。
そんな通信状態の中で60メートルまで接近して探査機を着陸させる技術の素晴らしさ。

その背景には、着陸リハーサル中に測距ができなくなって自らの判断で中止したりする能力も併せ持ち、その全てが正しく稼働しないと実現できないような探査。
本体も着陸し予定通り2年後に地球に帰還してくれることを願うばかり。。。

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