いつもニコニコ現金払い・・・をヨシとしてきた日本の慣習から、いつまで経ってもキャッシュレス化が進まず、とうとう政府がキャッシュレスを推進しようなんて言い出したけれど。。。
実は世界から遅れている日本のIT化推進の為ではなく、来年10月に予定されている消費税増税後の割高感をあやふやにする為にという不純な動機から。
だから国民もキャッシュレスは支出額が分かり難いと、なかなか現金から離れられないのでは?!
経済的には、店舗側は毎日釣銭用の小銭を用意することも無く、最近のカードをかざすだけなら混雑時も数秒で支払い処理が済む、閉店後に現金を数えて現金を銀行の夜間金庫に預けに行ったり。。。
たった2~3%の手数料を払うだけで、こういう業務から解放され、店内に現金が無ければ強盗も入り難い。
後は消費者の気持ち次第だけれど・・・日本のキャッシュレスの大きな問題は、携帯電話に続くICカード技術のガラパゴス化。
ガラケーという言葉が一般的になったように、再来年の東京オリンピックでは外国人のクレジットカード利用で日本のガラパゴス化が認知されてしまうハズ。
と言うのも、日本の非接触型クレジットカードが海外で読めないように、海外のカードは日本の端末で読めない。
それは、ガラケーのお財布ケータイで始まったFeliCaという日本固有のフォーマットを日本の社会が使い続けているから。
携帯電話は年とともに買い替えが進んで、国際標準化されたけれど交通系、金融系、セキュリティ系で使われているカードを変えるにはどれだけの年月がかかるか。
カードをタッチしただけの支払いに慣れている外国からの観光客が店頭で戸惑う姿と対応に戸惑う店員の姿。
起こって欲しくないけど起こってしまうだろうなぁ~
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