2017-04-19

就業ビザの再編成

日本からの駐在の人々が取得している就業ビザ・・・俗にいう457ビザが昨日付で廃止。
増え続ける移民の抑制とオーストラリア人の就業を増やす為に。

現地企業のサポートの下に4年間有効な457ビザを取得して、家族同伴でオーストラリアで就労できる。
というのが今までのパターンだったけれど、今後は新たなビザの下でより厳しい審査が行われることに。

そもそも、現地採用できない技術者を海外から連れて来ると言う趣旨の457が、今ではファストフード店員に使われたり、永住権取得の道筋に使われていたのを改めようと新制度に。

新たな制度では、ビザの期間が2~4年に短縮され、対象となる職種も半減し、永住権取得に至らないことに。
更に、申請時には、企業が国内の採用活動をしたけれど見つからなかった証が必要になり、永住権取得の際に要求されていた犯罪歴や英語力もビザ給付の条件に。
日系企業が日本から従業員を連れて来るのは難しくなるかな?!

ニュージーランドも同様な変更を発表し、ビザ給付の対象は年収7万5千ドル以上の職種という事で、これもかなりの役職者でないとビザが取得できないかも。
低賃金で外国人労働者を探す日本とは真逆のパターン。

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