今年度末で在庫4割減・・・と言われても、あまりピンと来ないけれど。。。
要は、日本のバターの需給バランスが大きく崩れていて、供給より需要が多いので在庫を放出して賄っている。
と言うのが、ここ数年の姿。
では何でそんな状況になっているかと言えば、
生乳の生産が減っている・・・それは、牛乳の消費が減っているし、酪農を辞める人も多い。
なので、牛乳の副産物のバターの製造も減る。
少子化で、昔のように給食で牛乳を大量消費することもないだろうし、何よりY社の事件以来最大手が生産を止め。。。
今日になって、農水省が緊急輸入を決定したけれど、そもそも米・肉・果物と同様に、国内の酪農家を守り高価格を維持する為に、バターの輸入量規制をしているから。
自分で規制をかけておきながら、足りなくなったら「緊急輸入」なんて・・・ただ単に自らの見通しの甘さを隠す為に使っているような技!?
なんか、急に日本人がバターを消費するようになったので、政府は緊急策で対応してます。
って言いたいだけのような?!