2017-08-20

危機管理の違い

相次いで日本のEEZに撃ち込まれた北朝鮮のミサイル。
その新潟沖の日本海は、日本とヨーロッパを結ぶ旅客機が頻繁に通過するところ・・・7月28日深夜に発射された弾道ミサイルの着弾直前にエールフランス機が周辺を飛んでいたという事実も。

それを受けてか、欧州の航空会社の多くが日本海通過を避けていたけれど・・・明日から始まる米韓軍事演習を目の前にしても、ほとんどの航空会社が日本海を突っ切る最短ルートを選択。
例えば、ほぼ同時刻に羽田からドイツのミュンヘンに向かうANAのルフトハンザのフライト。

ANAは、最短でロシアに向かえる新潟と佐渡を通過するルートを選択。
多少なりとも、燃料と飛行時間の短縮には貢献。
ルフトハンザは、日本海を渡らずに北海道まで北上し、奥尻島を通過してロシアに。

日本海ではなく列島沿いに飛ぶ事が安全だとは限らないけれど、マレーシア航空機が地対空ミサイルで撃ち落とされたこともあったし、リスクの低いルートを選択してくれるのは乗客からすれば有り難いこと。
当然、1分1秒でも早く到着した方が良いけれど、12時間を超えるフライトで10分程度の遅延なら、安全策を取って欲しいもの。

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