2015-04-11

新ビジネスクラス

B773ERで最初に導入され、A380にも採用されたシンガポール航空のシート・・・ビジネスクラスでフラットなベッドになるので、寝るには良いけれど幅が広過ぎて座り難いと不評だったシートが、改善されて再びB773ERで導入。

シート全体の見た目はほとんど変わらず・・・しかし、前後左右の人の姿は、ほとんど見えなくなった。
中央にあったテレビが通路側の端に寄せられたのが大きな変化。
シートが狭くなって通路側に座るようになったから、これでも正面に。
以前は、電源やUSB端子と小さな小物入れしか無かったのに、iPadも入る大きな引き戸付きの物入れと飲み物も乗るトレイとカバー付の鏡。
電源は、背もたれの横に。新たに大きな雑誌入れも・・・ここにノートPCを立て掛けることも可能。
テレビの操作リモコンは、ゲーム用のボタン以外全てスマホの様な画面上での操作に。
前面のテレビと違う画像をリモコンに表示することも可能。
一番大きなシートデザインの変更点は、このスペース。
テーブルだけでなく、ヘッドホンの入る深い小物入れとトレイ・・・このスペースが肘掛けに使えるようになった。

座席の状態で、前の足置きと繋がるようになったり、かなりの進歩はあるけれど、依然として、立ちあがって背もたれを倒さないとベッドにならない構造は、やはり個人的には100点を付けられないシート。