2022-05-06

小型船舶免許の更新

北海道知床半島で人災に近い、とても大きな事故が起きて注目を浴びている一級小型船舶免許。


たまたま、5年に1度の更新時期に当たり、今日新たに5年間有効な免許証を手にしたけれど、「一級」で20トンまで、「特殊」で水上バイク、「特定」で旅客船や遊漁船の船長に・・・だけれど、更新方法は今まで通り簡単なもの!


まず、国土交通大臣が認める乗船履歴が無いと、指定された講習機関で身体検査と更新講習を受け、身体検査証明書と更新講習修了証を持って運輸局に行くと新しい免許証を10分程度で発行してくれる・・・と言う仕組み。

講習は、車の免許更新と違って毎日行われている訳ではなく事前予約制で、利用した講習機関では身体検査と更新講習で4500円也!

身体検査は
1階から3階の講習室まで階段を上がれたことで下肢の機能はパス。
検査員との会話が出来るので聴力はパス。
両腕を肩まで上げてグー・パーを数回繰返して手腕の機能もパス。
視力は検査機を使い車よりも緩い0.5以上でパス。

更新講習は
約10分間、免許制度についての説明のあと
7項目の小型船舶操縦者の遵守事項について、A5版138ページの更新講習テキストの10ページ足らずを使って約30分の説明
最後に約20分の救命胴衣がどれだけ安全に欠かせないものなのかを説明するビデオを見てキッチリ1時間の更新講習を修了。

小型船舶というひとくくりの講習なので
旅客を乗せられる「特定」も水上バイクの「特殊」も全く同じ1時間で完了!

講習後3ヶ月以内で免許の有効期限が切れる前に、住所に関係なく日本中のどこの運輸局でも更新可能なので、身体検査と更新講習の証明書を持って1350円の収入印紙を更新申請書に貼れば、アッという間に新しい免許証が出来上がり!

今回の免許証から、裏面に新たな理解しにくい日本語が記載されている「表面に記載の無い限定:特定漁船以外の船舶」
要は「特定漁船以外の船しか操縦できない」という意味らしいけれど・・・特定漁船とは?!
長さは24メートル未満で同じでも、20トン未満ではなく80トン未満の1人で操縦する漁船で、該当船は日本に数十隻しか無くて、この限定を解除する講習は現在無いという話でした。
まぁ、よくある日本のつぎはぎ法律でしょう。。。

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