2020-09-08

ドコモ口座から流出

また日本の金融機関の脆弱なオンラインシステムがキャッシュレスの怖さを国民に与えるような事件が発生。
欧米豪の先進国では使われていない「バーコード決済」と呼ばれる安易そうで複雑な支払い方法を導入してしまうから。。。
シンプルにクレジットカードや銀行のデビットカードを使えばこんな事件が起きないのに!

犯罪に使われてしまった根本的な理由「本人認証の方法が不十分」で、今や国際標準になっているMFA(Multi Factor Authentication - 2つ以上の方法で本人確認)が日本では欠落。
きっと、セキュリティ強化よりも安易な方法が顧客サービスだと思い込んでいるのでは?!
または、開発費用を抑えようとしているのか?!
いずれにしても企業のセキュリティに対する考え方次第!

日本中で3億枚近いクレジットカードが発行されて1人平均3枚くらい持っているハズなのに、なぜ「コード決済」が必要なのか考えてみると・・・
一つには、タッチレス決済ができずカードリーダーに差し込まなければいけない手間。
世界標準のスマホのウォレット機能を使えないのは、日本で標準化されてしまったガラパゴスICチップの為。
携帯電話に続いてICチップも日本のFelicaの高度な技術が世界標準として認められなかったから。

もう一つ、日本でクレジットカード払いが進まないのは、
クレジットカードを使えない店舗が多いから。
なぜクレジットカードを使えるようにしないかと言えばクレジット会社の加盟店手数料が他国より高いから。
なぜ加盟店手数料が高いかと言えば毎月一括返済が主流でリボ払い等の利用者からの利息収入が少ないから。
結局、日本人の「借金は悪」思考を払拭しないとキャッシュレスが進まないようで。。。

自民党総裁選の施政方針でIT化が取り上げられているけれど、まずは手数料無しで税金のクレジットカード払いを可能にし、収入印紙に代わるオンラインのクレジットカード払い方法を導入してみてはいかがでしょうか?!

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