2020-11-29

雇用形態の表現方法

日本の報道でよく使われる「正規雇用」と「非正規雇用」
どちらも法律に則って雇用されて合法的な仕事をしているハズなのに不法労働をしているような印象を与えるのは気のせい?!

待遇の格差が頻繁に取り上げられるのも、
物を買う時に、製造メーカーの「正規品は高い」他社製の「非正規品は安い」
という印象付けを人材に対しても植え付けてしまっているのでは?!

「正規社員」「非正規社員」という言葉は、厚労省が正式に使っている言葉なので、マスコミは使わざるを得ないのかも知れないけれど、
辞書で意味を調べると、「正規」とは正式の規則。
と言うことは、正規社員とは正式の規則に則っている社員で、非正規社員とは正式の規則に則っていない社員?!
で・・・何の規則??

欧米では、短期雇用の人々の給与は正社員より高いのが普通。
テレビドラマのドクター✕のように、知識や技術を売って短期契約で高額の報酬を得る。
企業側は、正社員として長期の雇用は出来ないので申し訳ないけれど働いてもらう為にちょっと高い報酬を出す。
そういう環境なので、世界中を歩く外国人のバックパッカーが存在できる!
半年間働いて正社員1年分くらいの報酬を得て、次の半年は旅行して回ると。。。

きっと、日本で派遣社員の給与が安いのは、1990年代に海外をマネして日本でも人材派遣会社ができ、終身雇用の企業に対してコスト削減の切り札の様に売り込んだからに違いない!
数日前に、テレビ番組でアメリカ人のコメンテーターが、安い給与じゃイヤだと言って仕事を受けなければ良いのに・・・と言っていたのは正に欧米的な考え。

明日からでも人材派遣会社が派遣費用上げるか、最低賃金を上げれば済む話なのに厚労省は問題視しているだけで何の変化も無く。。。

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