コード決済のゆくえ

キャッシュレス推進の波に乗って日本で急拡大したＱＲコードやバーコードの決済サービス。

中小の加盟店から利用料は取らず、利用者には１０～２０％の高還元をしたり、企業運営を考えると非常に不健全な状態が数年続き・・・そして各社が申し合わせたように１０月から一斉に加盟店手数料を課すことに。

無料だから導入した中小の商店も多いハズで、２％前後の手数料を取られるようになっても継続利用してくれるんだろうか？！
手数料はクレジットカードよりも多少は安いけれど、スマホのお財布機能に登録できてスマホのタッチで支払いができるのなら、利用者にとっての支払いはクレジットカードの方がコード決済よりも簡単！

日本でクレジットカード決済が増えない要因は、加盟店手数料が諸外国より高いから・・・その高い理由は、利息の高いキャッシングやリボルビング払いの利用者が少ないから。
それを踏まえてクレジットカード会社が加盟店の手数料を下げたり端末を提供すれば、コード決済サービスは衰退してしまうのか？！

そんな状況下で、１０月から６か月間、加盟店に決済額の３％を振込むというキャンペーンで中小加盟店のつなぎ止めに。。。
半年経ってキャンペーンが終わった時のギャップは更に大きくなるだけで、どこまで行っても出費が嵩むだけ・・・こんな体力勝負の不健全経営をしていて大丈夫なんだろうか？！

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