2012-05-08

4日目:ローマへ移動

移動と行っても、ツアーのように早朝から起こされる訳でもなく、移動以外に予定が無い休息日。
ミラノからローマ間は、Trenitaliaが誇る300キロ運転のFrecciarossa(赤い矢)でノンストップの2時間59分・・・3時間では無いところにスピードへの競争心がうかがえる。


しかし、旅行にトラブルは付き物・・・今回2つ目の「イタリア風」サービスの洗礼を。

一つ目は、出発数週間前のシドニーで。。
オンラインで列車のチケット予約・購入したのに、チケットのメールが送られてこない・・・でもクレジットカードへの請求はきちんとされている。
苦情のメ-ルを出しても返事が来るわけでもなく・・・予約時のPC画面のコピーとクレジットカードの請求書のコピーを持っての旅立ち。
毎回、車内で検札の車掌に事情を説明しなければいけなかったけれど、逆に言えば、それだけで旅ができてしまったのもイタリアのスゴイところ。

そして、今日の二つ目は。。
線路が20本以上入って来ている行き止まりのミラノ中央駅では、出発列車の電光表示板に何番線から出るのか表示されるのは出発10~15分前。
駅には荷物を持って20分くらいに到着し、予約していた12時の列車が何番線になるか待っていると・・・11時50分ころ突然キャンセルの表示。
あっちゃ~~このいい加減さ・・・何の説明もなく。
さっそく、カスタマーサービスに行って、次の1時の列車振替えてくれたけれど、メモ用紙に座席番号を手書きして渡されただけ。
それで、特急列車に乗れてしまうところがまたスゴイ!!


さて、噂の「赤い矢」は・・・
車内には、随時速度表示されるテレビも設置され、常に300キロを意識している。


もちろん、全ての区間で300キロ走行する訳ではないけれど、新幹線のように防音壁に挟まれた中は走らず、遠くまで景色が見渡せる。

この飛行機を意識していると思われる列車は、11両がファースト・ビジネス・プレミアム・スタンダードの4クラスに分かれている。
今回は、ビジネスクラスを選択・・・前売りで買うと、東京-大阪よりも長い557kmを走って、79ユーロ(≒8300円)とリーズナブル。
円高の寄与しているところは大きいけれど。
ビジネスクラスは、2-1配列の革張りシートで、電動リクライニング・・・軽食と飲み物の他に新聞も無料で配られる。

途中で何の理由かも分からずにスローダウンしたり止まったり・・・最終的に、ローマまでの所要時間は3時間18分。
300キロで走ることは可能でも、1時間に1本でキャンセルや遅れが頻発だったら、やはり日本の新幹線の技術力・運行力はスゴイ!!



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Frecciarossa

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